熱帯夜でも涼しくなる?身近な妖怪たち【最終回】(全6回)|コンカフェ求人・コンセプトカフェ・メイドカフェ&バーのバイト・アルバイトお仕事探しなら!|397(さんきゅーな)

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熱帯夜でも涼しくなる?身近な妖怪たち【最終回】(全6回)

2024.08.20

歌川広重「東都飛鳥山の図 王子道 狐のよめ入

〔歌川広重「東都飛鳥山の図 王子道 狐のよめ入」より〕

【狐の嫁入り(きつねのよめいり)】

よく晴れているのになぜか雨が降る、いわゆる「お天気雨」ですが、これは昔から『狐の嫁入り』と言われます。その由来はいろいろありますが、化かされたような天気だから狐だとか、ハレ(晴れ)の日だけど花嫁の流す涙が雨になっている、などと言われています。

『狐の嫁入り』は、夜は灯りを持ちますが、それが遠くからは『人魂』のように見えて、こちらも妖怪とされていました。

「狐火は台山の方で燃えるのを見た。三〇くらいの火がぱっとついた。ぴょっぴょっとついたり、消えたりしながら、二、三〇はうごく。お伊勢山あたりによく燃えた」

「うちの母が、はなれ山の地蔵さまのところにかかると、急にさあっと麦が風もなかったのになびいちまった。そのとたんに、もらってきたお土産の重詰をとられちまった」

〔鎌倉市教育委員会編『第7集 としより の はなし』平成二年9月1日 第五刷より〕

話中に出てくる地名は鎌倉市にある地名です。鎌倉にも昔は狐がいました。お伊勢山とは現在の神明神社辺りで、狐たちの神前結婚式が挙げられたのかもしれません。化かし盗られた重詰は、もしかしたらご祝儀代わりだったのかも知れませんね。

《おわり》

カテゴリー:身近な妖怪

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