初めてコンカフェができたのはいつ頃?【最終回】(全5回)|コンカフェ求人・コンセプトカフェ・メイドカフェ&バーのバイト・アルバイトお仕事探しなら!|397(さんきゅーな)

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初めてコンカフェができたのはいつ頃?【最終回】(全5回)

2023.10.02

指差しポーズのメイド服の女の子

その後、いわゆる「大阪カフェ」と呼ばれるが形態のカフェが銀座へ進出してきます。大阪カフェ系の女給は、ライオンやタイガーの女給よりも派手なメイクや着物で着飾って、より華やかな雰囲気を演出しました。

一部の大阪カフェでは、1人の客に1人の女給がつくこともありました。そのため、タイガーのサービスは、大阪カフェに比べて控えめに感じられたようで、タイガーに通っていた客も、大阪カフェの方へ通うようになる人も少なくなかったようです。

一方で、客引きや同伴外出を女給にさせるカフェが増えていき、女給と二人きりになれる個室や、客用の浴槽を設ける大阪カフェ系の店が現れるようになりました。

次第に風紀の乱れが問題視されるようになり、遂に警察がカフェに対する取り締まりを強化し始めます。1933年には「洋風の設備があり、女性が客席に座って接待する飲食店」を「特殊飲食店」と指定しました。細かい規制が決められ、その規制に違反した店には罰則が与えられるようになります。そして客足が遠のいていったタイガーも、規制の制定から2年後の1935年に閉店しました。

このように、日本には100年以上前から、個性的なコンセプトを持つカフェが存在しました。これらのカフェは、その当時の社会背景や文化に影響を受けながら、独自のアイデアでお客様を楽しませる場所として愛されました。

コンカフェは、こうした歴史の積み重ねの影響を受けながら、今も独自の進化をしています。コンカフェの古今に想いをはせると、浪漫と情緒溢れる歴史と共に、今までとは少し違ったコンカフェの楽しみ方もできそうです。

カテゴリー:初めてコンカフェができたのはいつ頃? コンカフェ

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